非常事態宣言発令中
2005-05-24


5月13日の金曜日。
この日はほんとに悪夢のはじまりでした。

前回の坊津でのダイビングで、
バディのウェットスーツのひざにキズが入ったので、
「ハート形にゴムを切ってあてておいて」
と頼まれてました。
私はてっきり自分が自前でひざあてしてるように、
ひざ全体をおおうようなつくりにするのだろうと思いこんで、
よくよく確認もせずにでっかいハートマークのひざあてをこしらえ、
スーツ用のボンドで貼り付けようとしていたら、
「こんなにでっかいのじゃなくて、
キズが入ったとこだけふさぐように、
小さくてかわいくつくって欲しかったのに」
と、言われました。
そこで私がうだうだと責任転嫁の言い訳をしてたもんだから、
バディの怒りが爆発し、元通りにしてと言われて、
ボンドをはがしにかかったけど、
スキンの生地まで一緒にはがれ、
スーツのひざ部分は見るも無惨に荒れてしまいました。
バディはもう怒髪天を衝くといった勢いとなり、
「もうあんたとは二度と潜りに行かん」
と非情な宣告を受けました。
もちろん私一人で潜りに行くことなど許されるはずもなく、
今後一緒に潜らない=>私は今後潜れない=>私のダイビング人生の終焉
という図式が当然のごとくできあがったのです。

私は己の愚行を呪いましたが、後の祭り。
この一週間は、食事もろくにのどを通らず、
茫然自失、お先真っ暗の生活を送っていました。

21日には地元の恋の浦というポイントで、
はじめてのボートダイビングを計画していたのですが、
これも当然キャンセル。

しかも、今年からなりゆきで受け持ったクラブが、
全国大会に出場することが決まり、
その日程が、ずばりバディの誕生日の
7月24日と重なるという不運続きで、
「妻の誕生日におらんとは離婚やね」
と言われる始末。

ということで、次のダイビングはいつになることやら。
この顛末はまた、事態が転回次第お伝えする予定です。
現場から以上です。

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