今年3月に予定していた坊津ツアーは海況が思わしくなく残念ながら中止。
そして今回,GW後半の4連休でリベンジです。
嬉しいことに4日間とも素晴らしい天気に恵まれました。
海上は大きなうねりの波が押し寄せてきていましたが,海中は問題なし。
上げ潮のときは透明度が30m近くはあろうかという程の上々のコンディション。
しかしながら水温は15〓18℃どまり。共生ハゼたちの姿はまだまだ見あたらず。
それでもこの季節ならではの生き物たちの姿をたくさん見ることができました。
ミズヒキガニ
季節ネタ。
水深-30mの砂地に点在する石の上のカイメンそばにて。
通常はシロガヤや海藻片を頭の上にリフティングしているのだが,
この個体は傍らの黄色いカイメンをちぎって持ち上げていました。
そのカイメンにはどんなパワーが宿っているというのか?
オキノスジエビ
これも季節ネタ。華の根の岩場にて。
この時期深場の生活域から-30m付近まで群れが上がってきます。
オキノスジエビの団体
今年は例年以上に個体数が多いらしい。
ぐっちゃり群れてる感じを出して撮影するのは意外に難しい。
オキノスジエビの正面顔
正面から見るとまた別の生き物のようです。
サクラテンジクダイ
けっこうレアだと思います。
セブの水深-30mの水中洞窟で一度見たことがありましたが,
まさか,坊津のありふれた岩陰で観察できるとは!恐るべし坊津。
夜行性で,昼間は洞窟や岩穴に身を潜めているため,
昼間に観察できる場所はそれほど多くはないようです。
普段は単独生活をするということですが,
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