*極チビピグミー
2013-11-14


撮影機材:ニコンD7000/105mm F2.8マクロ
撮影データ:SS1/125秒,F16,ISO1
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大人の個体を撮影していたら,
カメラを動かした拍子に,ファインダーの中に,
チラッと白い小さなものが映ったそうです。
身内ながら,奥様の鋭い眼力に脱帽です。
頼りになります。

ピグミーシーホースという呼称自体が,
極小のタツノオトシゴということですが,
通常サイズの親が巨体に見えてしまいます。

大人の個体とは少し離れていたため,
並べてサイズ比較できるような撮り方ができず,残念。
あまりの小ささに体がほとんどイソバナの枝に
隠れてしまっています。

せっかくポリプ全開のおいしい場面ではありましたが,
今回は初見のため,フォーカス重視で絞って撮影です。

禺画像]

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撮影者:どこせん旦那
撮影地:坊津(鹿児島)
撮影機材:ニコンD7000/105mm F2.8マクロ
     クローズアップレンズ使用
撮影データ:SS1/125秒,F16,ISO1
00

突き出た口元がなんともチャーミング。
唇が鮮やかなピンク色。
口の中心に穴があいているのがよくわかります。
この口で小型の動物プランクトンやベントスなどを
吸引して補食するらしい。

ちなみに,ピグミーシーホースは,
シーホースすなわちタツノオトシゴ属のうち,
3cmに満たないような小さな種の仲間の総称です。
サイズの境界線の定義は明確ではないらしく,
研究者によって,とらえ方が違います。
また,固有種や,詳しい精査が必要な種,
通称ジャパニーズ・ピグミーシーホースのような,
未記載種もまだありますから,
今後の発見や研究の動向にも要注目です。


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