*未知なるヨコエビの世界
2014-04-14



志賀島でどこせん旦那がついはまって撮影したもの。

ヨコエビの仲間
禺画像]
NIKON D7000-105.0 mm f/2.8 / 露光量1/125 秒 (f / 16) / ISO 100

ヨコエビの仲間(同一個体の腹側から撮影)
禺画像]
NIKON D7000-105.0 mm f/2.8 / 露光量1/125 秒 (f / 16) / ISO 100

ヨコエビの仲間は,ワレカラなどと同じ端脚類に属します。
日本国内で300種以上が報告されているそうですが,
海の生き物の図鑑や甲殻類を紹介した図鑑にも
ほとんど掲載されていません。
素性が全く分からないので,
仕方なく,ネットで画像検索をして探していると,
こちらのページに掲載されているものに似ていました。
ヨコエビの一種(Podoserus sp.)
として紹介されています。

さらに引き続き調べていると,
なんと,「東京湾のヨコエビガイドブック
なるものが東邦大学理学部の東京湾生態系研究センター

のサイトで頒布されていることがわかりました。

東邦大学理学部生命圏環境科学科2010年度4年生の

小川洋氏が卒業研究のテーマとしてヨコエビを研究し,

その成果をガイドブックの形にまとめたのだそうです。

一般にはほとんど出回っていない貴重な研究資料

私たち素人にもとても分かりやすい形で

しかも無料で公開されていることにとても感謝です。


このガイドブックによると,

今回見つけたヨコエビの仲間は,

ドロノミ科ドロノミ属の一種の

Podoserus Brasiliensis(ポドセルス・ブラシリエンシス)

に近いようです。



続きを読む

[ダイビング]
[志賀島(福岡)]
[生態観察]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット