台風15号・14号が続けざまに通り過ぎていきました。
ジリジリと焼けるような夏の陽射しは終わりを告げ,
どこかしら秋の気配を感じるようになりました。
海の中は台風の影響で濁りがあり,天気はよくて光が入り,海も穏やかなのに,
先は見えないというダイバー泣かせの状態でした。
ちょっと離れるとバディの姿をあっという間に見失ってしまいます。
そんな中,わざわざ好き好んでさらに視界の悪くなるところへと,
先週出会った生き物たちの様子を伺いに行ってきました。
ビイドロカクレエビ
10匹近く集まっていました。
近づいた途端散り散りになります。
必然的に砂地抜き。せっかくきれいなエビのに,全く絵にならない奴です。
次はミジンベニハゼ。
10mと離れていない狭い範囲でも10個体以上確認できました。
この辺一帯には一体どれくらいの数棲んで居るのでしょう。
それだけ棲みやすい環境なのでしょうか。
ということで,くどくどとミジンベニハゼを並べてみます。
ミジンベニハゼ
近くにイソギンチャクのようなものがゆらゆらしてるなあと思ったら,
ハナミノカサゴの幼魚でした。まずは,ごあいさつ(*^_^*)
もう1枚「があっ!」
残念ながらハナミノカサゴyg.は後ろ向き。
もう1匹出てきました。
砂をくわえてきては巣穴の外にペッと吐き出して,
台風で埋まった床をせっせと掃除しています。
産卵間近のペア
それを邪魔するやつ
案の定中のオスに手厳しく追い返されました。
泥地のハゼをそこここに見かけましたが,
カメラを向ける間も与えてくれずに引っ込む奴ばかり。
イトヒキハゼ
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